かしわざき産婦人科
About Us
結果の出る喜びを、共に分かち合いたい
昭和37年の開業より、当院は埼玉県の周産期医療の充実と整備に取り組み、
『母と子の安全』を念頭においた婦人科診療ならびに不妊治療に携わってまいりました。
不妊に関するあらゆるご相談にお応えし、出産までトータルにサポートいたします。
治療方針
当院では不妊相談や不妊一般治療、顕微受精まで対応しているだけでなく、カウンセリングを充実させています。男性医師、女性医師、培養士、看護師などのスタッフ全員が、不妊に悩む皆様の精神的なサポートも実施します。
晩婚・高齢出産が進むなか、不妊に悩む方は年々増えているのが現状です。ライフスタイルが豊かになるためのお手伝いをさせていただきますので、共に歩んでいきましょう。
晩婚・高齢出産が進むなか、不妊に悩む方は年々増えているのが現状です。ライフスタイルが豊かになるためのお手伝いをさせていただきますので、共に歩んでいきましょう。
柏崎祐士
かしわざき産婦人科 副院長
かしわざき産婦人科 副院長
京都府立医科大学 医学部卒業
米国Yale大学医学部産婦人科留学
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産婦人科学会認定医
日本受精着床学会評議員
日本医師会 母体保護法指定医
日本卵子学会代議員
日本産科婦人科内視鏡学会認定 腹腔鏡技術認定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生インストラクター
- 十分なインフォームドコンセントを心がけています。精神的に不安定になりやすい不妊治療中の「こころ」まで、スタッフ全員でサポートします。
- 赤ちゃんを授かることはゴールではありません。当院では出産までをトータルにサポートすることで、余計なご不安をなくすよう務めています。
- 初診のご予約は不要です。平日は17:30まで(木曜・土曜は11:30まで)受付可能。女性医師・男性医師のご希望があればお申し付けください。
かしわざき産婦人科の特徴
カウンセリング重視
皆様が正しい知識を得たうえで、最良と判断された治療を受けられることが重要と考えています。そのため当院では、医師、看護師、培養士を含む全スタッフがカウンセリングに対応。国内では不可能な選択肢も具体的に提示できる体制を整えています。
複数の目による管理を徹底
お預かりした卵子、精子の管理は徹底しております。取り違い防止のため、医師、看護師、ご本人の3者が立ち会いのもとでお名前を確認すること、そして取り扱い時には培養士2名によって必ずダブルチェックを行っています。
日曜は不妊相談日[予約制]
通院患者様を対象にした不妊相談(完全予約制)を、パートナーと2人で来院できるよう日曜午前中に実施しています。1人目は自然に授かったのに、2人目がなかなか授からないといったケースも意外と多くあります。まずは気負わずにご相談ください。
- 体外授精
- 子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精卵を培養した後に子宮に戻す方法です。排卵誘発剤や排卵をコントロールする薬を使い、卵巣内の卵胞から卵胞液ごと卵子を採取します。採卵に合わせて採取した精子を1つのシャーレに入れて、自然に任せて受精させます。受精卵(胚)を培養液の中で育て、4~8分割から胚盤胞に達した受精卵を子宮内に戻します。その後、着床しやすい子宮内環境を作るため黄体ホルモンの補充を行います。
- 顕微授精(ICSI)
- 体外受精とほとんど同じ流れですが、体外で精子と卵子を受精させる方法が異なります。顕微授精では、顕微鏡で確認しながらピペットを使って卵子の中に直接精子を注入します。男性不妊、受精障害に適用します。より正確に精子を注入をするために、当院では電動マニピレーターを使っています。
- アシステッドハッチング
- 胚移植(ET)の際に透明帯の一部を開孔し、着床率の向上を図ります。胚盤胞移植ではレーザーによるアシステッドハッチングができない場合がありますが、その場合は酸性タイロードを用いてアシステッドハッチングを行います。
- 腹腔鏡手術
- 体外受精の前に卵管の癒着などを検査・治療する腹腔鏡手術を行う場合があります。4泊5日の入院が必要です。年齢によっては腹腔鏡検査をせず、すぐに体外受精とする場合もあります。
- 不妊相談
- 当院では通院されている患者さんを対象に不妊相談を行っています。お二人でいらしていただけるよう日曜の午前中に行っており、完全予約制です。ネットでの予約はできませんので、直接受付でご予約ください。
費用
- 麻酔・採卵・培養・精子処理・媒精
- ¥199,500
- 顕微授精(ICSI)加算
- ¥52,500
- 胚移植
- ¥105,000
- 胚凍結料
- ¥52,500(初回1年の管理料込)
- 凍結延長 2年目以降
- ¥52,500/年
- 凍結胚解凍料
- ¥52,500
- 精子凍結料
- ¥15,750(1年経過で破棄)
- 不妊相談(毎週日曜午前/要予約)
- ¥2,000
培養部より
安全性、衛生状態も徹底管理
培養室の衛生面と安全性は日々、入念に管理を行っています。また取り違い防止策としては、人間はミスをするものという前提に立ち、徹底的な管理を行っています。医師、看護師、そしてご本人の3人が見ているところでお名前を確認し、取扱いの際は培養士が2人で必ずダブルチェックを行っています。そして保管場所からはおひとりの卵だけを出し、他の方の卵と同時に出ている状態を避けています。
研究成果・実績
当院で実施した体外受精の治療成績を示します(2006年〜2015年の累計です)。35歳以降は妊娠率よりも流産率のほうが上回り、40歳を超えるとその差が大きく開いていくことがおわかりいただけると思います。
なお、当院で体外受精実施された方の年齢比率(2006年〜2015年)は、29歳以下:5%/30〜34歳:21%/35〜39歳:46%/40〜44歳:26%/45歳以上:2%となっています。
なお、当院で体外受精実施された方の年齢比率(2006年〜2015年)は、29歳以下:5%/30〜34歳:21%/35〜39歳:46%/40〜44歳:26%/45歳以上:2%となっています。
セミナー動画
最新セミナー:不妊治療セミナー 〜体外受精・胚移植を中心に〜
ダイレクトQ&A
公開準備中
かしわざき産婦人科
診療時間- 月
- 9:00〜12:00/16:00〜18:30
- 火
- 9:00〜12:00/16:00〜18:30
- 水
- 9:00〜12:00/16:00〜18:30
- 木
- 9:00〜12:00
- 金
- 9:00〜12:00/16:00〜18:30
- 土
- 9:00〜12:00
- 日
- 不妊相談のみ実施(午前中のみ/要予約)
- アクセス
- JR大宮駅西口より、徒歩約15分/JR大宮駅西口バスターミナル 1番、2番のりばより西武バス「上小町」下車、徒歩1分
- 住所
- 埼玉県さいたま市大宮区上小町604-4
- TEL
- 048-641-8077
対応項目/設備・体制
- 不妊検査
- 内分泌検査(ホルモン検査)、子宮鏡検査、子宮卵管造影、精液検査、フーナーテスト(子宮頸管因子検査)
- 採卵前後処置
- 子宮鏡手術(TCR)、腹腔鏡手術
- 採卵/受精
- 体外受精 胚移植(IVF-ET)、顕微授精(ICSI)、卵子凍結保存
- 着床不全検査
- 子宮内膜着床能検査(ERA)、子宮内膜マイクロバイオーム検査(EMMA)、感染性慢性子宮内膜炎検査(ALICE)
- 着床前診断・処置
- アシステッドハッチング
- 培養/移植
- 新鮮胚移植、受精卵(余剰胚)凍結保存、融解胚移植、胚盤胞移植
- 男性不妊治療
- 外部提携医療機関と協力、凍結精子を移送
- 設備/体制
- 培養士複数名管理、無停電非常用電源、特定不妊治療費助成事業 指定医療機関